お知らせ

公益社団法人 建設荷役車両安全技術協会 兵庫県支部(建荷協)では、行政からのお知らせ情報を配信しております。

新型コロナウィルスの感染拡大に関連して

今日(3/4)現在、兵庫県内でも新型コロナウィルス(新型肺炎)の感染者が数名発症しております。

3月に予定しておりました、A基礎工事用・B高所作業車の2コースの検査者研修は中止とさせていただきました。小中高が一斉休校となるなどの政府の措置と感染拡大防止の観点より、やむなく中止としたものです。

受講者及び所属会社の皆様にご迷惑をおかけしましこと、お詫び申し上げます。

これらのコースにつきましては、メイン講師を提供いただく関係会社と協議を行っており、Aについては来年3月、Bについては本年6月を目途に計画を行っているところです。延期時期が決まりましたら、本HP等への広報を行ってまいります。

4月にも、特自検関係の教育を予定しておりましたが、これらの状況を踏まえ5月以降に変更をさせていただいております。

5月からは本格的な事業実施を行う年間計画にしており、5月21日(木)の支部定時総会の開催もあります。

新型肺炎の感染がこれ以上拡大するようなことになれば、経済への打撃は相当なものとなり、会員各事業所の事業にも影響がでかねない状況と推察をしております。

事務局としましては、感染が拡大し各事業に支障がでないよう祈るばかりです。

 

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自動車ナンバーを有する建設荷役車両の特定自主検査について

道路運送車両法 抜粋

特定自主検査は、昭和54年に、新たに制度として労働安全衛生法により創出された制度です。
それ以前は、公道を走る建設荷役車両で特殊自動車は道路運送車両法などの法律での規制となっておりました。
従いまして、いわゆる構内(私有地)のみで運行される車両や、建設現場のみで稼働する車両の建設荷役車両については、資格に関係なく検査が行われていました。
それで、建設荷役車両やプレス機械などの機械の操作(作業)自体に危険性を有すると考えられる機械を、特定自主検査対象機械とされ、資格者による検査が法定化されたものです。

建設荷役車両のうち、車両系建設機械については、機械が大型のものが多いこと、使用現場が時には道路が整備されていない状況化での使用も多いこと、また機械の内部状況から検査の都度、分解が必要ない場合も多くあること等より、特定自主検査(以下「特自検」という。)の実際の検査方法は、一次判定は、目視の検査方法に相当部分、特自検ができる状況となっています。

一方、ナンバープレートを有する特殊自動車(大型に限る)については、道路運送車両法による整備=分解整備が義務付けられ、これは、地方運輸局長の認証を受けた「認証工場」のみで分解整備が可能となっており、それ以外の個所での法定点検整備はできない、ものです。

特自検は、その検査場所については労働安全衛生法では規定をされていないため、どこで実施するかについては、それぞれの機械及び検査方法により決定されます。

車両が置かれている現場で特自検ができない建設荷役車両については、自社の検査場に車両を運搬してきて、特自検を実施しなければなりません。

建設荷役車両であって大型特殊自動車(ナンバープレート有り)の車両について、特自検としての検査で異常が認められる場合で検査整備が必要となれば、道路運送車両法に規定されている分解整備なり、認証工場での作業が必要なります。

これまでは、比較的緩やかになっていたと思われる状況もあったようですが、現在では、国土交通省の行政指導では、認証工場以外は不可、との原則が徹底され厳しくなっている状況の模様です。

特自検と大型特殊自動車の整備点検は共通項としての部分があるとしましても、いずれも別法律で趣旨も異なることから、いずれの法律も遵守が必要です。

当支部の講師が研修等で使用している資料を当紙面最上部に参考掲載しましたので、必要ある事業所についてはご参照ください。

 

 

 

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令和2年度研修事業の骨格決まる(兵庫県支部)

関係者の皆様、本年もよろしくお願いいたします。

表題のとおり、来年度(本年4月~来年3月)の兵庫県支部の、各研修・教育・講習の予定が決まりました。トピックスの最上部に掲載をしております。

来年度としまして、新規研修は、月次点検コースとして「車両系建設機械(整地等)」を本部が昨年制定されましたので、兵庫県支部としても実施をすることにしました。

検査者研修としましては、車両系建設機械のコンクリートポンプ車の研修を2年ぶりに実施をすることなりました。会場については、従来の西宮会場が諸般事情より使用できなくなり、神戸市のポートアイランドにある外部会場を実技会場として予定をしています。

なお、建荷協の重要な事業として位置付けている、能力向上教育については、前年度に引き続き、神戸地区と姫路地区の2会場で、フォークリフトと車両系建設機械(整地等)について実施することにしています。

2月になりましたら、申込用紙を本ホームページに掲載し、予約の受付を開始いたします。大体が定員になることは稀ですが、各社の年間の教育予定に組み込んでいただき、もれなく受講をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

(雑感)
 本日(1月22日)の朝日新聞(大阪本社14版)の一面に、「雪がない スキー場で雪乞い 野菜安値」の見出しの記事が掲載されています。
当方は内陸部に居住しているため、朝晩の温度差が相当あるため、暖冬との思いは正直ないものです。しかし、例年ならば、天気予報として、兵庫県北部に雨マークをが付く日はこの時期はなかったと思います。偏西風の緯度が北側に上がって、その結果、太平洋側の暖気が流れ込んできているとのことですが、やはり、冬には雪、それが春になり雪解け水となり、田畑を潤す、それが豊かな収穫につながると思っている者にとっては、なにかしら不安になってしまいます。
豪州では、大規模な山林火災が続いており、地球温暖化の影響と言われています。年々、この気候変動に心がざわついています。神仏に誓って改善されるならそれでも良いと思いますが、科学的な対策を国としても示してほしい時期になっている、喫緊の課題になっていると感じております。世界的歴史的にはこの温暖化というのは看過できないものと思っています。
個人的には寒いのは苦手でつらいので、春が待ち遠しいものです。

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第3四半期終了しました(近況)

2019年(平成31年&令和元年)の仕事納めとなりました。

年内の支部事業は、12月11日に臨時に開催した実務研修「記録表作成コース」で終了しました。臨時とは、年間計画外に、管内の事業所様より従業員を何人か集めるので当該コースを開催できないかと相談があり、別途実施いたしました。

相応の人数を集めていただき、条件がそろえば、個別企業の対応ができる場合があります。その場合は、経費のご相談および担当講師の了解等が得られれば実施できますので、必要に応じ、支部事務局にご相談ください。

当支部に限らず、大半のコースは、年1回しか開催されないことが多くあり、その場合の個別対応ということで実施することも可能となります。

現在、令和2年用の(検査標章)ステッカーの頒布を開始し、年末年始にかけて業務が集中しているところです。当支部は郵送も認めているので、窓口での混雑はそれほどではありませんが、支部窓口のみでの頒布とされている支部の多忙さは想像に難くありません。

事業内検査の実施事業者の中には、ステッカーを貼付することが目的となっていると思われるケースが、甚だ遺憾ではありますが、残念ながら散見されます。

長年、当支部では、記録表の作成が実際にされているか確認をすることなく、ステッカーを頒布しておりましたが、各情報を精査したところ、記録表が作成されないままステッカーだけ機械に貼られているのではないかと思われる状況が出てきたため、
本年以降のステッカーについては3台程度の記録表の写しを求めることとしました。

本年は昨年からも、新規ステッカー購入をする際は、記録表をつけていただくように数回にわたり文書広報しているにも関わらず、記録表がないまま、時には、1年以上の特定自主検査を行わないまま、ステッカーを購入したいと、事務局に申出る事業所が後を絶たない状況が続いております。
(昨年末の段階よりは、相当、改善はされていますが。)

検査資格を持っているイコール検査が適正にできる、ものではありません。
施工技術検定で資格を取られても、特定自主検査の手法については、学習がなされておりません。
検査方法もわからず実施されている状況は、提出いただいた記録表からも見えてきます。

まずは、記録表を建荷協で購入し、それに従って検査を行う、次に、検査の方法に不十分な理解しかお持ちでない場合は、建荷協の関係書籍等で学習し実施する、そして、十分な検査をしたのち、ステッカーを貼る、という順序をしっかり守っていただきたいと思います。

法令では、「・・・自主検査(この場合は特自検)を行ったときは、・・・検査標章を貼り付けなければならない。」としか規定をされていません。
検査当日に貼るという義務付けでないと考えられています。

検査業者がユーザーの求めに応じ、特自検を行った場合、建荷協の指針では、そのステッカーは、補修措置が完了した後に、ユーザーで貼付する、とされています。

即ち、検査当日➡当日貼付、の図式ではなく、特自検の目的は定期検査を実施し、補修措置が見つかれば、速やかにその補修をしなければならないと、関係規則で明記されていることを考慮し、
貼付よりも補修の優先度が高いと判断されるものです。

事業内検査実施事業者の方は、まず、法令を守り、年次点検を法定期日内に実施することを、必ず遵守していただくよう、改めてお願いいたします。

さて、先日、所用で山陰の鳥取市に行きました。12月の末だというのに、山にも雪が全く見あらたらず、暖冬というのかわかりませんが、地球温暖化の影響が出ているのではと心配になります。

また、本日、事務所に荷物を運んでこられた大手宅配の方に、年末で多忙でしょうと水を向けましたら、「普段よりは荷の取扱量は多いですが、昨年ほどではありません。消費税の増税で取扱量が減っているように思います。」と言っておられました。

たった2%というのか、2%も、というのか人により感じ方捉え方が異なるとは思いますが、景気の悪化につながらないように祈りたいと思います。

当支部は年度で行っているため、新年を迎えるといっても年末年始は、節目にしか感じていないのも事実ですが、私的には、やはり新たな年には、その年の個人的目標を立てて、それが一つでも達成されればうれしいと感じます。

本年は、当支部のご利用、ご活用ありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願いいたします。(了)

 

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令和2年用ステッカー、頒布開始します

 さる1121日(木)、令和元年度の「特定自主検査管理研修会」を、神戸市産業振興センター9階にて、開催をいたしました。

 第一部は、建荷協本部調査部長による安全関係教育の一環として「リスクアセスメントの実践と実例紹介」と題し、約1時間お話をいただきました。

 次に第二部として、本研修会の主目的である、検査業における「特定自主検査」の管理にかかる指導として、兵庫労働局労働基準部安全課から、安全課長には、最近の安全衛生行政課題等について説明を受け、次に、特自検監査担当官より、監査指導結果を踏まえた各留意事項について説明を受けました。

 参加者は、約60名で検査業者数は約50社でした。定員の関係もあり、適当な人数の参加という面もありますが、昨年、姫路で実施した時は約80名程度の参加でしたので、集客という面では、課題を残しました。

 本研修会は、本部の指定する「特定自主検査セミナー」として、本部からも財政援助を受け行っているものです。

なによりも、検査業=事業という観点からも監督官庁の貴重な話を聞くということは、会員か一般かに関係なく、事業活動として本研修会の位置づけとしての理解を得られるように、今後も事務局としては努力が必要と感じたところです。

 来年度も、11月の下旬に姫路地区で予定をしておりますので、多くの方の参加を期待しております。 

 情報としまして、来年(令和2年)用の検査済標章(ステッカー)の頒布を、FAX通信のとおり、来月(12月)初めより行います。

 申込用紙については、本ホームページの標章等頒布物のご案内のサイトにダウンロードできるようになっていますから、お持ちでない会員はそちらからご利用ください。

 なお、年初回申込となりますので、検査登録証の写し、検査員資格証の写しをそれぞれ添付いただく必要があります。ご注意ください。

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令和元年度 特自検管理研修会(11.21)を開催します

11月21日午後1時30分より、兵庫労働局後援の、特定自主検査管理研修会を開催いたします。受講対象者は、代表者をはじめ、特自検責任者・管理者、特自検業務の事務従事者そして各検査者など、幅広く対象としております。

名称は「管理」と銘打っていますが、実際の検査される方も、業務の知識として管理面の知識は必要となります。そのような意味で、多くの関係者の受講を期待しているところです。

研修内容は、兵庫労働局等行政機関の監査対象となっている「検査業者」として留意しなければならない事項について、兵庫労働局労働基準部安全課よりお話しをいただくことになっています。

研修会の名称を付けてはおりますが、内容的には、検査業者であれば必ず聞いていただき、それを業務に生かして、検査業者として実施しなければならない事項を再確認する重要な場です。

事務局としてもPRを行っておりますが、まだまだ理解を得ていただけていない状況となり残念に思います。

強制ではないのですが、監督官庁の話は、監査を受ける側で最低限聞いておくという姿勢が必要ではないかと思っているところです。

次に、兵庫労働局では、「兵庫リスク低減MS運動」を展開中です。簡単に言えば、各職場における「リスクアセスメント」を確実にかつ継続的に実施をし、リスク(危険要因)を減らしていく安全活動ということになると思います。

本研修会では、昨年に続き、このリスクアセスメントの具体的な取り組みの進め方を本部講師により説明をさせていただきます。

リスクアセスメントをまだ具体的に進めておられてない会員事業所も多いと思います。
事務局担当者としては、このリスクアセスメントなくして労働災害防止活動はない、と思っております。本研修会で少しでも、各事業所におけるこの取り組みが進むきっかけ及び知識取得の手助けになれば、と期待をしているところです。

本研修会の参加状況は、残念ながら現時点では、定員の半分にも満たない状況となっております。
11月は、業務多忙の時期にはなっていると思いますが、万障繰り合わせの上、ご参加をよろしくお願いいたします。
申込みは、トピックスの当該箇所をクリックいただきますと、当該申込用紙がダウンロードできますのでご活用ください。また、事務局に直接電話(078-332-4936)いただいても大丈夫です。

よろしくお願いいたします。

(近況)
神戸の冬の風物詩となっている「ルミナリエ」は、12月6~15日の間で、催されるようです。

支部事務所のある神港ビルから約100mくらい北の「三井住友BK 神戸営業部」の東側より東遊園地に向かって、灯りがともされます。

今週月曜(28日)から、イタリアの職人さんが組立てを始めました。今日(木)、近くを通りましたら、電飾の飾り付けが始まってました。

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 今日は、職人さんが高所作業車を使用して作業されていました。リース車と思いますが、仕事柄、特自検ステッカーを貼付されているか確認したいところですが、そこまではできなかったです。職人さんは10名前後はいると思いますが、多分、閉会の12月半ばまで異国での滞在になるのではと勝手に想像しました。それらも考えると、このルミナリエ事業の費用は、相当高額になるだろうなと素人ながら思ってしまいました。
当初の鎮魂の趣旨とは趣が異なってきたという意見もあるし、周囲のテナントは費用負担も含め大変という話も聞きます。
しかしながら、神戸の冬→ルミナリエ、の図式も出来上がった感もあり、一大観光イベントには違いないと思います。

 

 

 

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全国労働衛生週間(準備期間) 始まる

 9月1日より同30日まで、準備期間。本週間 10月1日~7日。

全国労働衛生週間が始まります。

今年で節目の70回を数えるそうです。

今年のスローガンは

「健康づくりは 人づくり みんなでつくる 健康職場」

です。

いまや健康の単語=フレーズを、目にしたり耳にしない日がありませんね。

いわゆる夕方から夜のゴールデンタイムでは、必ずと言ってよいほど、健康を題材にしたテレビ番組が放送されています。関心のある番組は毎週録画にして、CMや関係のない情報をカットし効率的に観ております。録画がたまりすぎて家人よりクレームが来りもしております。

働く人の大半は、職場で起きている時間を過ごすことになりますので、職場での健康対策はとても重要なことです。

以前は、労働衛生と言えば、いわゆる職業病を中心とした対策でありましたが、職業的な要因はさておいても、健康全般が注視されるようになり、国としても、もちろん労災となる職業病対策=作業環境改善・作業改善・管理体制改善は重要であることに加え、労働者=人としての健康も個人任せにせず、企業としても対策が必要な時代となったということだと認識しています。

この全国労働衛生週間の実施要綱の趣旨を要約して、国が、なにを問題として対策が必要かご紹介いたします。

① 一般健康診断の結果、有所見率が50%を超え、年々増加していること。
(二人に一人がなんらかの健康障害またはその危険要因を有しているということです)

②過重労働等により命や健康が阻害され、また脳心疾患・精神障害となる社会状況がある。

③仕事や職業生活に強い不安や悩み、ストレスを抱えている労働者は50%を超えている。

以上の社会状況から、「メンタルヘルスの取組み」「仕事と治療の両立」「化学物質に対する各対策」「石綿対策」「受動喫煙対策」の必要性について記述があります。

このような背景から、前記のスローガンで健康対策を進めていくということだと思います。

この頃のキーワードは、「みんな(全員)」ではないかと思います。そう言えば、今年の全国安全週間のスローガンは「新たな時代に PDCA  みんなで築こう ゼロ災職場」でしたね。

一人一人が協同して、全員=みんなで健康や安全に取り組む職場を形成する、ということだと思います。

まずは、事業者の実施事項の1番に掲げてある、経営トップの職場巡視から始めていただけたらどうでしょうか。

詳細は、8月9日付け「行政ニュース」に兵庫労働局からの案内を掲載しておりますのでご確認ください。

 

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8月以降における熱中症予防対策の徹底について

お盆前の現在、日本列島は、暑さのるつぼと化している状況です。当分は、この熱暑が続くものと思われます。幸いにというか、明日より、大半の企業では、盆休み(夏季休業)の期間に入り、操業を停止するところが多いかと思います。

本日(8日)、標題のタイトルの案内文書が、本部経由で「厚生労働省労働基準局安全衛生部」からの届きました。早速、本HPの行政ニュース欄に掲載いたしましたので、ご確認をいただければ幸いです。

熱中症対策は、この時期は通例のこととされておりますが、今回のようにさらに、追加で関係団体に通知することは稀ではないかと思います。

当該本文に、「本年度は、特に7月下旬から急激に気温が上昇していることから熱順化していないことが想定されことを踏まえ、8月以降においても、職場における熱中症予防対策の更なる徹底が必要です。」とされています。

本日のNHKのお昼のニュース、

東京オリンピック・パラリンピックの取材拠点として改修が行われている、展示施設「東京ビッグサイト」の工事現場で、8日、50歳の男性作業員が倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡しました。警視庁は、現場の状況などから熱中症の疑いもあるとみて確認を進めています

と報道されています。特に屋外の作業については、直接の日光による熱暑もあり、十分な熱中症対策が必要と思います。

屋内でも、エアコンを使用しないで熱中症で重篤な状態になっている高齢者のニュースも散見されます。

厚生労働省が実施している「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」では、設備対策や休憩場所対策のほか、服装などの検討も指示されています。

先月、但馬地区で技能講習を開催した際、受講生の一人が、送風機能のある作業服を着用していたので少し話を伺いました。彼によれば、これがないともう作業ができません、と言ってました。一度、その作業服でないので作業したら軽い熱中症状況(気分が悪くなる)になったということで、会社支給の作業服は摩耗してきてたので自前で作業服を購入した、と言っておりました。

建設業は、製造業と違って作業環境の改善を図ることはかなり困難です。そういう面では、送風機付き作業服や、クールベストなど、服装面の改善が有効と思われます。

あと適切な休憩を随時取り入れ、その際は、体の熱をとるような対策を講じ、あと水分・塩分の補給などに努めていただきたいと思います。

前掲のニュースのように、スーパーゼネコンが施行する現場でも、熱中症による危険な避けれない状況となっています。熱順化していない状態と国が判断されるような状況です。夏休みには、家族サービスもされると思いますが、疲れを残したまま、休日明けの作業とならないような、自己管理も大変重要です。よろしくお願いいたします。

 

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全国安全週間 準備期間始まる

「新たな時代に PDCA  みんなで築こう ゼロ災職場」

平成31年度(2019年度)の安全週間のスローガンです。

本週間は7月1日~7日、準備期間は6月中、第92回目を迎えます。

新たな時代とは何を指しているのか?推察するに、新元号に変わり平成が終わったこと・・

はたまた「働き方改革」が始まっていること・・・等々かもしれません。

しかし、スローガンは昔から云われている、「PDCA」は安全衛生マネジメントシステム・リスクアセスメントから、「みんなで築こう」や「ゼロ災職場」も長年言われ続けたフレーズ。

ということはスローガン的には新しい要素はありません。これらのフレーズは基本・基礎となる安全用語。時代が変わろうと、経営者・労働者そしてすべての関係者が、日々実践をしていかなければならない精神。

本年の趣旨を読むと、①死亡災害は減少しているが、休業災害は減少していない。②陸上貨物運送業・第三次産業で増加傾向にある。③転倒や、熱中症が増加している。

という現状分析に加え、今後は、外国人労働者の本格的な増加や高齢化の雇用社会環境の相当な変化が見込まれている状況から、今までとは異なる安全対策が求めれることになるのではとの、未来予測を感じます。

事業者や労働者が取り組むことは例年と同様です。まずは、経営トップの率先性が求められます。「安全第一」を取り組んだのは、今から100年も前のUSスチールの社長エルバート・ヘンリー・ゲーリー。日本でも沢山のゲーリーが出てほしいものです。

トップがその意識があっても具体化していくのは、その次のポジションの方、ある意味がその層が要諦ではと思っています。 

労働者の安全確保は、経営者・管理者の第一の使命。今年もよろしくお願いいたします。

(注:安全週間の実施要綱は、本HPトピックスの4月23日付け行政ニュースに掲載してあります。)

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2019年度の定時総会 を開催しました(5/14)

5月14日、神戸市中央区京町の「オリエンタルホテル」5階会場にて、建荷協兵庫県支部の、2019年度定時総会を開催し、無事終了いたしました。

総会参加者は、全体で60名強、会員事業所数としては27社、委任状提出会社78社でした。

例年どおり、昨年度の事業報告・決算及び今年度の事業計画・予算について承認(一部報告事項)をいただきました。

総会後は、意見交換会を4階会場に移し、会員相互の懇親を深めることができました。

今回の来賓は、労働局から労働基準部長、担当監督官、そして神戸東署長、建災防兵庫県支部様、そして本部から総務部長にも臨席をいただきました。誠にありがとうございました。

ご参加いただきました会員事業所の皆様、また、今回本部表彰受賞者、支部長表彰受賞者の皆様、ありがとうございました。

今後とも支部事務局へのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

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