お知らせ

公益社団法人 建設荷役車両安全技術協会 兵庫県支部(建荷協)では、行政からのお知らせ情報を配信しております。

平成30年度第1回理事会 開催されました

4月18日、支部事務所のある神港ビルにて、今年度第1回理事会が開催されました。理事9名(2名欠席)監事1名(1名空席)の出席で成立し、開催できました。

議事事項は、平成29年度の事業報告と決算でいずれも承認をいただきました。

そのほか、特自検講師の謝金の改定と定時総会の定例化も決定いたしました。

とりわけ、定時総会については日程の確保が大変なので、定例化が決定し安心いたしました。来年以降は、定時総会は、5月の第3週木曜日午後となりました。

事業報告と決算は総会承認事項となっており、来る5月17日の定時総会(オリエンタルホテル15時30分)で承認をいただくことになっております。総会では、あと、3月5日の理事会で承認いただいた予算と事業計画は報告事項として併せて総会に提案をさせていただきます。

例年総会は諸事情にて欠席される会員事業所が多いのですが、出欠案内返信をまだご提出いただけていない会員様はご出席のご検討をよろしくお願いいたします。

追記
7月12日から21日の内3日間で実施するフォークリフト検査者研修(検査員資格対象)については、定員30名に対し問い合わせが29名(内、申込済み13名 4月18日現在)となっております。先着順ですので希望事業所はお早めに対応よろしくお願いいたします。

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考案賞の金賞を受賞されました

29年度もあと3日となりました。また、桜も満開になりつつあります。そんな季節の変わり目の中、喜ばしいニュースが入りました。

例年、本部で年初に募集が締め切られる「考案賞」(特定自主検査に係わる労働災害の防止および品質・能力向上に役立つ作業改善や検査技術、機器等の考案)において、当支部会員のトヨタL&F兵庫㈱の従業員さんが応募された作品が、最高ランクの「金賞」を受賞したと、先週報告がありました。

受賞者は、同社阪神営業所所属の井上賢一氏です。誠におめでとうございます。応募支部数27、応募件数75件、金賞は井上さんとあと1名の計2件です。

同社は昨年の努力賞(金賞・銀賞に次ぐ賞)受賞に引き続く2年連続受賞です。受賞者の皆様はじめ関係者の皆様にはそのご努力に感謝申し上げる次第です。

今回の金賞受賞の考案名称は「腰痛軽減いす&寝板」で、産業車両の整備検査に必要な、中腰での姿勢をいすで行うのと、車両下部に入っての寝板でのあおむけでの作業を、一つの作業用具にて行うことを可能にした、考案です。
実務面ですぐに使えて名称のとおり腰痛の防止にもなると思われる素晴らしい提案と思います。

1月末の全国事務局長会議の資料に本件が紹介されたので、ひょっとしたら金賞もありうるかなとひそかに期待をしていたもので、そのとおりになり本当にうれしく思いました。

考案賞の詳細は、本部機関紙「建設荷役車両」(奇数月発行)に詳しく掲載される予定です。ぜひご覧ください。なお、ここではその一部の画像を紹介させていただきます。

(右が座って作業しているときのいす、左が同じ用具で寝板として使える状況)

考案賞の井上さんにつきましては、5月17日の支部定時総会で顕彰をさせいただくことにしております。

 

(ホームページの一部リニューアルについて)

トップページの左サイドにあるメニューの運転技能講習の案内の個所に、新規に修了証の再交付の案内を作成いたしました。
申請用紙と記入要領をダウンロードして使用することができるようにいたしました。

そのほか、トピックスと更新情報、行政情報、本欄等は随時、支部事務局で更新できるのですが、メニューはHP作成会社での更新が必要となっているため、本日その更新が完了いたしました。
それぞれのメニューより30年度の必要な情報を得ることができるようにしております。基本は、年1回ですが、31年(30年度第4四半期以降)のステッカー販売より、必要添付書類として記録表の写し3部を事業内検査者については求めることとしておりますので、今年終盤にはその個所の変更も予定をしております

 

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30年度の研修教育日程が確定しました

先般、支部理事会が開催され、4月からの新年度(30年度)の事業計画と予算の承認をいただきました。

事業計画については、トピックス欄に掲載している内容で確定をいたしました。

来年度は、県西部の姫路地区で実施する教育事業を多く組み込みました。
なお、能力向上教育(フォークリフト・建機)については、神戸地区でも開催を予定させていただきました。

また、検査業業務点検コースについては、今年度実施した際、阪神地区の検査業者から神戸まで行くのは大変だ、との苦情(?)もありまして、4月以降の新年度は姫路に加え、尼崎でも実施を予定しました。

研修教育事業以外について新年度以降新たな事務取組みとして、会員事業所以外の事業内検査業者さんに対して、31年ステッカー頒布から、記録表の写し(3部まで)を求めることとしており、その広報は昨年来から実施しております。問い合わせも少しづつ出てきており、事業内の検査及び適正記録化の助けになれば良いと思っています。

対象が相当数(数百社超)となっており、随時及び計画的に広報周知が必要と考えております。本部と支部の会計管理システムが変更となることから、そういった特定自主検査の普及促進にかかる必要な費用は本部支部一体化の経理処理を踏まえ安心して広報に取り組み予定にしています。

各研修教育の申込み開始時期を以前は原則2月前くらいからの募集としていましたが、今回からは3月前に変更しており、また今週末に会員事業所あて発送を予定している支部機関誌くらくしょん№110号に掲載する30年度の研修教育計画の申込用紙は仮予約で通年で処理をしており、会員サービスも行って、一方それにより会員事業所さんとしては計画的に研修教育の受講取組みが進むようにも期待をしているところです。
30年度も多数の研修教育事業へのご参加をよろしくお願いいたします。

(雑感)今日は、最高気温が神戸市内で16度と予想され、今週末くらいには20度に達するという情報がありました。つい何日か前には極端に寒い時期が神戸でも真冬なみの服装が必要でしたが、早春を超えはや春真っ盛りが訪れそうな気象です。三寒四温も死後になるのでしょうか。
昔は、春の訪れも一気にくるというよりは少し暖かい日が何日か続き、また寒の戻りがあってだんだんと暖かい日が多くなり、ようやく春が来るなと心待ちにする、季節であったと思います・・・
年を重ねてきますと何事も急激な変動は心も体も追いついていかないと感じておられる方も多いのではないでしょうか。いずれにしましても個人的には暖かい日が早く訪れてほしいと思っていますし、桜も楽しみです。

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29年度の研修・教育事業は終了しました

今月(2月)は、6~8日が「高所作業車検査者研修」、15日が高所作業車の「能力向上教育」、21日が実務研修「記録表作成コース」(フォークリフト)、22日が同じく「記録表作成コース」(整地等)を実施いたしました。

人数の多寡はありますが、寒い中、講師の先生そして受講生の皆様、本当にご苦労様でした。

とりわけ、8日の高所の実技については厳寒の中、外での研修となり、夕刻前は「風花」が舞っている日でした。事務所から、実技会場手前を歩いている時に舞っていたので、感慨深いものを感じたところです。講師や受講生にとっては厳しい日ではありました。

高所の検査者研修は、来年度は3月に移行することにしました。2月はやはり外での研修はつらいものがありますので。

この頃、特定自主検査資格者については、研修や教育の都度、事務局長から当該検査機械の運転資格(主に技能講習を修了を必要とする)が必ず必要、と説明をしております。

兵庫労働局からも指示が来ております。幸いに、当県内には多くの技能講習機関(専門機関としては、各メーカーの教習所と三田にある建設専門の教習機関あり。その他災害防止団体機関でも随時実施あり。)があり、資格を取るのは他府県よりも容易な状況と考えています。
先般も、研修の実習に入る前に、早めに取得するようアドバイスをいたしました。

手前味噌ですが、当支部機関紙「くらくしょん№109」(新年号26P~)に必要な作業資格一覧を掲載してありますので、会員の皆様はご確認をお願いいたします。

30年度の研修計画については、一部の日程が決まっていないのがありますが、予定表を本HPのトピックスに掲載をしております。

特自検関係は、顧客データにより案内が可能ですが、運転技能講習は当事務局より案内する手法がないため、お客さん待ちであるのと、前記のとおり当県内は技能講習機関が充実しており、中々受講生が集まらない状況となっています。
4月6日から、実施するフォークリフト運転技能講習は、現時点は0名の状況となっています。

30年度より、建荷協経理体制が大きく変更となり、支部単体での財政運用は原則無くなることから、受講生の多寡は気にする必要がないと言えばないのですが、特に技能講習は他の機関にとっては営利事業ということもあるので、あまり少ない人数で実施するというのも考えものか、とも感じている次第です。引き続き今後の検討課題となる思います。

最後に、年度末までは後1カ月あるので早い挨拶になるかもしれませんが、29年度研修教育事業は終了いたしましので、受講生の皆様はじめ各関係者に改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。

(追記)
寒さも漸く遠のいたこの頃です。今日あたりは、日中は春の陽気とお天気番組で話が出ていたようです。つい2週間前くらいは、小職の住んでいるところは最低気温がマイナス7度くらいで朝自宅を出る時もマイナス4度という日が何日かあり、心より春を待ちわびておりました。
長期予報では、夏は酷暑・猛暑とのことで、天気が極端にぶれている感じがします。特に北海道は29年度は台風あり、猛吹雪あり大変な状況と思っており、親しい知人が在住しているので心配をしているところでした。北海道は、部屋というか家を暖かくしてあり、本州の人間が考えるほどではないとも聞きましたが・・・ それにしても外と内の寒暖差が30度近くもあると体には堪えるでしょうね。
北国の皆さんにも早く春が訪れることを祈っております。

 

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平成30年もよろしくお願いいたします

遅くなりましたが、新年初めての投稿となります。
本年もよろしくお願いいたします。

支部事務局では、年末年始と検査済標章(ステッカー)の頒布が集中し、先週で一山越えた感じで、通常の落ち着きを取り戻ししたところです。

2月には、高所作業車検査者研修(3日間)、記録表作成コース(2種・2日間、高所作業車能力向上教育(1日間)と第4四半期の研修の集中月となって、1月初旬より受付業務が交錯している状況です。月末に入ってきているので、それも落ち着きつつあるというところです。

特に、記録表作成コースは例年少人数ということもありますが、今回は事業内検査事業者にFAX配信したところ、少しは増えております。但し、当ビルの貸会議室の収容人員が20名強というところなので、事業内登録事業者の全部には案内を送っておりません。

今日現在、フォークリフトはまだまだ余裕がありますが、整地等が20名になったので、本日、FAX配信する予定の数100件は送信しておりません。

今回の記録表の案内に、来年(H31年用)からは記録表の確認を行います、とのアナウンスが増加につながっているのでは、と想像しております。

記録表の書き方を系統的に学習せず、適当(?)に書かれている事業所も多いようで、適正な記入を学習するという教育は必要と思います。

ここんとこ、寒さが厳しい状況が続いております。小職が居住している県の中部は盆地形状のため、近畿でも寒い地域となっており、今週は最低気温がマイナス7度、最高気温でもマイナス1度という極寒に近い天候の模様です。

個人的には年末年始あたりの気温が厳しく、今は体が少しなれてきたのかなと感じております。それと寒さが厳しいのですが、冬至が過ぎたので日の入り時刻が遅くなり、また日の出が早くなってきているのを視覚的に感じることができます。あと少し(とは言ってもあと一月は厳しいでしょう)の我慢でしょうか。

それで気になるのが、2月7.8日に開催する高所作業車の実技研修です。少しでも寒さが和らいでほしいと念じております。来年度は、3月に高所作業車の研修実施に変更することにしました。

平成29年度で第12次労働災害防止計画が終了です。厚生労働省のHPを見ますと、経済状況の好転(?)もあり29年の労働災害発生状況(速報値)は、死亡者数が3.7%増、死傷者数が2.2%増となっています。

また、12次防関係(5年間の目標値)では、全産業の死亡者数13.5%マイナスですが、従来重大災害多発業種とされた製造業は20%マイナス、建設業は17%マイナスとなっています。産業構造の変化もあり、今後も第3次産業での災害が多くなるのではと感じております。

死傷災害の統計は全体で若干増加となっており、目標のマイナス15%には遠く及ばない状況です。次の13次防もマイナス15%となるのではと言われていますが、長期的には減少傾向にあると思います。4月以降に、兵庫労働局においても兵庫の13次防が策定される予定となっております。

 

 

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平成29年 御礼あいさつ

平成29年も残すところあとわずかとなりました。

本年も支部をご利用いただき厚く御礼申し上げます。

現在、ステッカーの切り替え時となり、29年用のステッカーの頒布と30年用のステッカーの頒布が交錯し、その処理に追われているところです。できるだけ早く処理を行っておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。 

年度としてはあと3月ありますので、2月に集中して研修・教育を設定いたしました。

30年度の新年度につきましては、平成28年度同様、教育関係会場を姫路商工会議所会館で行うよう年間計画を立てています。 

今年度は検査者研修の新規事業としまして、基礎工事用機械を実施いたしましたが、数名の参加にとどまりました。また整地等の検査者研修も2名の参加にとどまりました。

需要動向を踏まえまして、基礎工事用は30年は実施せず、整地等については近畿で実施しているのが当支部のみであったので、30年度は継続実施といたしました。コンクリートポンプ車検査者研修については、隔年の予定でしたが、極東開発工業㈱さんのご理解を得まして、29年度も実施し来年度も予定をしたいと思っております。

公益社団法人は公益性を求めて設立されている団体のとの認識で、不採算研修も実施をしておりますが、年々赤字が積みあがっていくことに対し、本部からのなんらかの支援が必要と思料しているところです。

本日、例年、会員各位に配布しております支部機関誌「くらくしょん№109」が印刷業者から届きました。表紙は、本部の了解を得て、女優の広瀬アリスさんが掲載されている30年用本部ポスターを引用し、全体ページ34Pで作成をしております。

会員事業所における労働災害の防止、特定自主検査業務における活用等にご利用いただければ幸いです。皆様の新年業務の開始日にはお届けできると思います。

今年の冬は、特段寒いような気がします。昨日来の天候では、聞きなれない「爆弾低気圧」が発生し、北日本に厳しい寒さをもたらしています。比較的暖かい神戸ですが、寒がりの人には厳しい日々となっております。特に風が冷たいという印象です。

このような寒い中でも、整備等に当たっているサービス関係の従業員さんには頭がさがる思いです。中央労働災害防止協会では、年末年始の無災害運動を展開しております。是非とも無災害で正月を迎えていただきたいと思います。

来年も引き続きまして、支部運営にご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
最後に、関係者の皆様のご健勝を心より祈念申し上げます。
(兵庫県支部事務局一同)

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平成30年は、ステッカーは青色

平成30年(2018年)のステッカーの色が、青色になります。 本部より新年ステッカーが納入され、検品作業が終了いたしました。支部での頒布は、

検査業用()  は 12月1日より、

頒布開始(※)いたします。特に検査業の皆様で、年初早々に検査依頼を受けている場合は、お早めに購入申込みをお勧めいたします。(※事業内(▢)は12月20日より頒布。)

年内の支部の研修等は、先週(11/20~22)の、「コンクリートポンプ車検査者研修」を持ちまして最終となりました。今回は、年間予定には入れていなかった種別のものですが、コンクリートポンプ車の大手メーカーの極東開発工業㈱さんと協議をし、昨年に続き、今年も実施をいたしました。

会場及び機械提供を行っていただきました極東開発工業㈱様、同社ご担当者そして同社所属講師の皆様に厚く御礼を申し上げます。

今回は急なセッティングとなりましたが極東さんのサービス指定工場さん専用のHPに掲載をいただき、主に西日本の地域から参加をいただきました。最も遠くは鹿児島、そして九州また四国各県からも参加をいただきました。熱心な聴講の結果と思いますが、学科も一次で全員合格となり、法令を担当した小職もほっとしたところです。

法令は2時間の講義ではありますが、久しぶりということもあったのか、そしてその後の学科テスト実施・採点と、さすがに疲れた、という印象です。講師の皆さんが、一人で6~7時間される場合もあり、私の経験からすると、大袈裟に言えば驚異的ということになります。
来年の研修は諸般の事情から、2月に集中開催をしております。担当講師の皆様、よろしくお願いいたします。

本欄でも何回か触れておりますが、支部事務所の一つ北側の通りが神戸ルミナリエのスタート地点となっております。
本日、朝出勤した時に、その試験点灯がなされておりました。日光がありますので綺麗というわけにはいきませんが、神戸の冬の風物詩であり、とうとう師走に季節は変わっていくのだな、と改めて思った次第です。
ここ一両日は日中の気温も高く、真冬には少し遠い感じはありますが、週末にはまた寒くなるとラジオの天気の予想がありました。
寒さに負けないように、保温防寒をいたしたいものです。

 

 

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11月は特定自主検査強調月間です


  
本部からも会員事業所に直接、強調月間にあわせPR用のぼりが配布されたと思います。配布本数が少数のため、希望事業所には1本500円で、頒布と連絡がきております。希望事業所は、随時、支部事務局にご連絡ください。

 特定自主検査強調月間行事として、巡回指導員による巡回指導を実施いたします。会員事業所も何社かお願いして巡回させていただきます。依頼しました会員事業所様には厚く御礼申し上げます。

 巡回特典(?)としまして、巡回先には、最新版の「特定自主検査業務マニュアル」「特定自主検査記録表の記入要領」の2冊を進呈させていただいております。今後の業務にお役立て願います。

 また、巡回指導員の皆様には業務ご多忙のところ巡回していただき、厚く御礼申し上げます。

  11月14日(火)13時開始の、月次点検フォークリフト研修は、その受講者が多人数となる(期待を込めて)予定したので、会場は沢山入れる「神戸市産業振興センター」会議室を借用しましたが、現在、20名前後です。

 この人数であれば、当ビルの会場で十分ですので見込み違いがありました。

 と言いますのは、昨年、姫路地区で開催したときは姫路労働基準協会さんの会員さんに案内を行い30名強となっていました。今回は、神戸東労働基準協会と神戸西労働基準協会の会員さん約1000社以上に案内をするので、当ビルの20名強のキャパでは無理と思い、別会場を早めに予約していたものです。

 時期が悪かったです。
    結論的には。この11月は、これらの基準協会と連合会が参加する、神戸での「全国産業安全衛生大会」が11月8~10日開催され、各会員が参加を行う(有料、一人12900円)ため、当方の時期(14日)と近接しそれどころではないというところかと思います。

  それと神戸市内は商業住宅地域が多いため、姫路地区ほどフォークリフト使用が少ないという面もあるのかなと思っています。あと、やはり当協会の認知度が基準協会員にはあまりないというところでしょうか(これが最大の要因かも知れませんが)。

  いわゆるなじみがない、何をしているのかわからない・・・という感覚であれば特段の必要性がなければ有料講習は受講しない、との答えになっても不思議ではないのではと思います。

 来年度は姫路地区での教育を何回か実施しますので、また姫路基準協会さんに頼んでPRしていきたいと思っています。

 

(その他の近況)
 今年も、神戸の冬の風物詩となっている「ルミナリエ」が開催されるようです。昨日から、ルートのゲートのところで制作が始まっておりました。今年は例年にくらべ早くから制作されています。期間が伸びたのか思ったら昨年と同様10日間とのこと。去年とは違って大きくなるのか?あと考えられるのは、制作にあたる人はイタリア人(?)グループなので制作側の都合なのか?多少気になります。今朝も、イタリア語(?)が職人さんの間で飛び交っていました。

 日本の建築施工技術からすれば、わざわざ欧米から呼んでこなくても日本の技術者・職人でも、と思うのは素人かも・・・確かにデザイン力は欧州が先行していると思います(あくまで個人的意見なのでご容赦を)。車も高速などを走っていると、外車か国産車かすぐにわかります。またカバンや靴、その他ファッションも洗練されている気がします。

 ルミナリエは光の芸術なので本場には敵わないというところでしょうか。でも、デザインは欧州でも良いですが、施工は日本人で十分と思うのは私だけなのでしょうかね・・・詳しくは神戸市にでも聞かないとわかりませんね。

 冬の風物詩が始まる→寒い季節の本格到来、となります。今朝も11月下旬の寒さと言っておりました。薄いダウンの上着を身に着けて神戸の職場に来ました。

 

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記録表(証明書)の「責任者」は正しく機能していますか

兵庫県内の検査業者の監督に当たっている兵庫労働局(以下、当局)により、順次検査業者の監査が実施され、 会員事業所も当然に定期的に監査をうけております。

先日、会員事業所から、当局の監査を受け、証明書責任者の不在時に証明書が発行されていることで、改善指摘を受けた(→不在時の日付けでは発行は不適)、ということで相談がありました。

事業所によると、代行を立てて実施しており問題がないのではないかと思っていた、とのことでした。
事務局において、当局にもお尋ねしながら確認しますと回答したところです。

ただ事業所の検査責任者は、その代行者は特に正式な任命もせず、責任者が責任者の判断で不在時に、自分に代わり検査員の記録表を点検し、証明するということで、代行させていたというものでした。

当局の回答は、代行を認めていない訳ではなく、だれが証明=責任をとるかは、業務規程に従わなければならないものであり、
代行記載がなければ、業務規程に反する行為を行っているものである、代行規定がなければ指名された責任者が署名押印をしなければならない、ということでした(主旨)。

他の会員事業所にも当該事例関係について、何社か一般論としてお尋ねしましたら、代行は決めているが業務規程に反映していないという事業所もございました。

 

小職において関係書籍を確認したところ、
本部が作成している「 特定自主検査業務点検表【検査業者用】の解説 BP-YC-03-B 」に、明確な回答がありました。

点検項目、№61「検査事務所責任者が自署・押印しているか」という項目の解説のを見ますと、「統括責任者が不在の日が発行日となっていませんか」という点検ポイントがあります。

これらの問題点および今後の在り方について、考えてみます。


① 安易に代行はできない。


検査当日にすぐに証明書を安易に発行する慣例としていませんか。
業務規程上の責任者が自ら確認することが原則です。
従って、検査実施日に作成された記録表は、その日に、責任者がいなければ、翌日以降に確認して業務規程により与えられた責任者の務めを果たさなければならない。
別の観点から、即ち顧客からみても、検査員の検査結果について、ちゃんとした責任者が自ら確認をして証明書の発行がなされているというのが期待されているところ、と言えます。


以上から、責任者不在日は点検ポイントにあるように原則、証明書は発行できない、という社内体制をもう一度確認してください。

 

②しかしそうは言っても、責任者が病気や出張等で一定期間不在となることは多くある。これらの対策はどうしたら良いか。

本部が作成している「 特定自主検査検査業者必携 」(BC-ZC-01-J)に掲載されている業務規程のサンプルを見てください。
そこには、第4条の検査事務所統括責任者の職務が掲載され、その内のニに、「検査結果の証明書の内容を点検し、責任者欄に署名捺印の上、当該証明書を発行する。」と記載があります。

各号の前文には「検査事務所統括責任者および検査事務所副統括責任者は、検査事務所の業務全般を管理し、次に掲げる職務を行うものとする。」と記載されています。
皆さんの規程はどうなっていますか?質問があった事業所の規程は、残念ながらこの「副統括責任者」の記載がなく、ニの権限は統括責任者しかないとなり、今回の行政からの指摘となったものです。

→以上から、もし、署名押印すべき責任者が不在となることが十分に想定されるのであれば、統括責任者のサポート(代行)として、「副統括責任者」を選任し、それを業務規程に記載し、その業務規程を管轄の労働局長に届け出る、ということが必要となってきます。

当局が言われるように、責任者が不在の時は証明書は発行しない、責任者が出勤し業務を行った日付けでお客さんに発行する、ことが第一です。

 

ただし不測の事態が当然にあります。会社都合や私的な状況で数日間も業務ができないという場合が想定されるのであれば、やはり、本部サンプルにあるように副責任者を任命しておくことが必要です。
この場合、注意しなければならないのは、業務規程に副と書いてあるから責任者以外の者が、証明書に署名押印をして良いことにはすぐにはならないことに留意してください。

またこの場合、会社の組織図なり、業務分担表等に、だれが統括責任者でだれが副統括責任者であるか明らかになっていなければなりません。
当局に、どうのように副統括を選任したか質問されて、しどろもどろに回答するようなことは避けなければなりません。代表者が、いつ、副統括を選任したのかなんらかの記録が必要、と心得てください。

なお、検査事務所をいくつかある場合には、「本社統括責任者」(本部サンプルの第3条)の規程も、同様に必要に応じて「本社副統括責任者」を任命、という規定もあります。

 

個人的な推測ですが、相当以前の業務規程サンプルには、この「副」というのがなく、そのまま規定していたものとではないかと思っています。

国の行政でもそうですが、代表者の首相が不在の時は、副首相が代行するとなっていると思いますし、会員事業所においてもやはり権限代行ができる方を選任できる業務規程とその明確な選任手続きが必要となると思います。

もし本件事例を参考に、業務規程の変更が必要と思われた事業所は、早めに当局に必要な届を行っていただきければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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9月近況

 先週(21~23日)の3日間、「基礎工事用機械検査者研修」を実施いたしました。

 受講生は6名の少人数でした。全員、真摯に受講していただき、いずれも学科・実技とも合格となりました。受講生の皆様、及び講師先生、ご苦労様でした。

 特殊機械ということもあり実技会場は、大阪市淀川区のアイチ研修センターをお借りいたしました。
 大阪市と言いましても、尼崎駅の一駅隣なので特に違和感はありません。
学科は、支部事務所のあるビルを通常は使用するのですが、県内の受講者は1名のみで、それ以外が大阪以西、以南、以北の他府県からの受講生5名であったので、実技会場会社にお願いしまして、今回は学科と実技を同じ場所で実施させていただきました。

 受講生からは、宿泊の移動がなく助かった、神戸よりだいぶ近いのでありがたい、との声がありました。
一方、講師先生は、埼玉からの派遣となり、先生曰く「神戸にも泊りたかった」とのこと。
確かに、同じ宿泊所に3泊よりは、気分を変えた方が良く、支部事務所は神戸南京町(中華街)の近くにありまた商業施設も多いので先生の感想もむべなるかな、というところでした。

 幸いに、実技の日は、天候も良く順調に実施できました。

 実技使用車両が「建柱車」で大半の受講生は建柱車の実習ですが、振動ハンマーを対象とする受講生もおられまして、本人さんの話を本部に伝え協議させていただたりしました。
建柱車以外の基礎工事用機械は種類も多く、実習には記録表も計3種異なるものを使用しなければならないこととなり、建柱車の受講生に比べ、実習のハードルがかなり高いな、という印象でした。
頑張って、実習を完了していただきたいと思います。

 今後の予定は、10月初めに、巡回指導員会議・合同部会を開催し、兵庫労働局からもご指導を願うこととしています。
そのあとは、本部研修(於:東京 2日間)、10月12日「ショベルローダー定期自主検査者安全教育」、10月17~24日(延3日間)は但馬地区での「車両系(整地等)運転技能講習」と続いております。
そして11月の巡回指導の準備等、1年の中でも多忙な月となっております。

 各研修等の参加をよろしくお願いいたします。

 

 

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