今年の暑く長い夏がやっと過ぎ去り、涼しくなったと思えば、すでに11月が目前となり、もう来年の忘年会の案内が届くようになりました。
建荷協では11月は「特定自主検査強調月間」であり、この時期に特自検の適正な実施を図るための、いろいろな行事等を実施することとしています。
主な行事といたしましては、姫路市での特定自主検査管理研修会の開催、個別の事業場にご訪問させていただく巡回指導の実施、周知活動として関係団体や公共機関へのリーフレット等の送付やラジオを利用しての広報など、の実施です。
さて、兵庫労働局では今年7月までの死亡労働災害が昨年同期の190%になったということから「兵庫死亡労働災害根絶運動」を実施しています。死亡労働災害の起因物をでは建設荷役車両によるものが4件発生しています。いずれも検査の不備が原因ということではありませんが、特自検を適切に行い、機械が以上なく稼働することを維持するということは労働災害防止に間接的に寄与するものです。
検査業者あるいは事業内検査事業者における特自検業務につきましては、ホームページにある「業務点検表」によりチェックいただき、不備がないことの確認をお願いできればと思います。
また、当月間におきましては特定自主検査管理研修会にも積極的にご参加いただき、巡回指導の実施にもご協力くださいますようお願いいたします。