兵庫県支部から

最近の建設荷役車両関係の送検事例等、安全衛生情報について

早いものでもう五月がすぐそこにきています

フォークリフトの技能講習以外は、5月28日の総会以降に、各研修・教育(トップページに掲載済み)を予定しています
関係者のご利用をお待ちしております

当支部で購読している安全衛生情報誌「労働安全衛生広報」(労働調査会発行)がありますが
それで法改正の動きや災害防止対策の情報を確認しています
有用な情報があればHPなどで引用紹介をすることで昨年から購入しました

今日届いた5月1日号(№1082)では、
今月の3日で、神戸市中央区で発生した足場の倒壊事故の関連記事が掲載されていました 現地のマスコミ情報では、解体用機械の操作に関連して発生し、所轄労基署も捜査しているとのこと。

本件はまだ調査・捜査中ということですのでコメントはできませんが、昨年に、関連の法改正があり当支部でも検査者対象の研修や、特例技能講習の実施をしたところなので、他人ごとではない感じをもっています

また、この情報誌の記事に「新聞クリップ 安衛法違反 送検事例各紙から」のコーナーがあり、
建設機械関係やフォークリフトの関係(特に機械使用に際し)がないかと、検索したところ
いくつか紹介されていました(但し今年1月以降の発行分で検索)

建設機械関係では、①福岡県で「ショベル」の旋回範囲の立入禁止措置をしていなかったため、荷の下敷きになり死亡し送検された、②岡山県で「ブルトーザー」を停止させエンジンを切りブレーキをかける等をしなかったため、後進し作業員がひかれ死亡し送検された(①②4月1日号掲載)。③高知県で「パワーショベル」の運行に際し誘導者を配置せず、路肩から谷に転落し死亡し送検された、

フォークリフト関係では、④福井県で、製造現場でフォークリフト運転資格のない者に運転させ、フォークリフトが横転し死亡し送検された(③④は2月1日号掲載)、

各事例が簡単に紹介されていました

これらは、安全確保上必要な措置が取られていなかったもので送検もやむをえないと思います

建荷協関係者(検査、営業等)の皆様もご参考としていただきたいと思います

 

 

This entry was posted in お知らせ. Bookmark the permalink.