兵庫県支部から

令和6年度の全国安全週間(7/1~7)が近づいてきました。

令和6年度の全国安全週間(7/1~7)が近づいてきました。

本年の全国安全週間のスローガンは、
「危険に気付くあなたの目 そして摘み取る危険の芽 みんなで築く 職場の安全」
です。

兵庫労働局の統計では、死亡労働災害については過去最低であったが、休業災害については、増加したということでした。一般的には死亡労働災害が減ったら、休業災害も減少しているのではと思いますが、どうもそうではないようです。事故の型としては「転倒」や「動作の反動等」の割合が高く、高齢の労働者の発生数が多いということですので、労働者の高齢化ということが、その一因なのかもしれません。

さて、今年も気温が高くなり、熱中症の発生が報道される時期になってまいりました。厚生労働省から昨年の熱中症の統計が公表されましたが、死傷者数は令和3年から右肩上がりに増加しているという結果です。令和元年以降コロナ禍の影響により少し減っていましたが、コロナの収束に伴い、産業活動が再開してから、熱中症で被災する方が再び増加しているようです。一方、日本の年平均気温も高温化する傾向にあり、今年はさらに上がるのではということが危惧されています。

熱中症の死傷者の約5割が50 歳以上ということですので、皆さん、熱中症対策をしっかり行って、この夏を乗り切りましょう。そして、当支部の研修等受講の際には睡眠と水分を十分にとって受講いただきますよう、よろしくお願いいたします。

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